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    <title>Blog vs. Media 時評</title>
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    <description>力を増すブログと&lt;br /&gt;
既成メディアの相克をウオッチします</description>
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    <title>青森の再処理工場は未完成に終わる運命</title>
    <description>（親サイトでは、インターネットで読み解く!第162回）
　日本原燃が青森県六ヶ所村で建設している再処理工場は、最終段階の高レベル放射能廃液をガラス固化するところで暗礁に乗り上げてしまいました。７月２日、半年ぶりに試運転再開して、その直後にノズルが詰まって緊...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<Div Align="right">（<a href="http://dandoweb.com/" TARGET="_blank"><span style="font-size:small;">親サイト</a>では、インターネットで読み解く!第162回）</span></Div><br />
　日本原燃が青森県六ヶ所村で建設している再処理工場は、最終段階の高レベル放射能廃液をガラス固化するところで暗礁に乗り上げてしまいました。７月２日、半年ぶりに試運転再開して、その直後にノズルが詰まって緊急停止したと聞き、尋常の事態でないと感じていました。ところが、マスメディアはどこも詳しいレポートをしてくれません。21日になって日経が朝刊の奥の方にある科学面で「日本原燃の再処理試験トラブル　原因究明は長期化　未完成の国産技術採用　コスト重視に落とし穴」を書いてくれました。もう原子力を見ている記者はいなくなったのかと本当に心配していましたが、川合智之記者のグッドジョブです。
<br><br>
　例によって、こうした価値が高い記事でもネット上に出ることはありません。ネットで受けるのは「ひとくち話のようなもの」という誤解が国内のマスメディア側にありますし、確かにネット読者の多くはそういう行動パターンです。ニューヨークタイムズのようにネットで利用できるようになるのは何時のことでしょう。
<br><br>
<center>
<img src="images/yoyuro.JPG">
<a href="http://www.jnfl.co.jp/press/pressj2008/080711sanko.pdf
" TARGET="_blank">http://www.jnfl.co.jp/press/pressj2008/080711sanko.pdf
</a>
</center>
<br>
　今回の記事の核心は次の部分です。廃液とガラスを混合、溶融してノズルからステンレス容器に落としていくのですが、そのノズルが簡単に詰まってしまうのです。この部分は原研東海の実験炉で実績があると聞かされていました。「日本原燃は原研機構の溶融炉をそのまま導入したわけではない。原研機構の実験炉では、濃縮装置で廃液濃度を一定に保ち、スポンジ状のガラスに廃液を染み込ませてから溶融炉に入れる。日本原燃は低コスト化のために濃縮装置を省き、ガラスも低コストの粒状のものに替えた。溶融炉の大きさも原研機構の５倍に拡張するなど、実質的に新規開発に近かった」
<br><br>
　これを読んで絶句しました。仕組みと言い、スケールと言い、全くの新規開発です。崩壊熱を自ら発する多数の物質が入り交じった溶融炉の中の物質挙動が、これほど仕組みも物質量も変えて同じになるはずがありません。一国の核燃料再処理を担うのですから、当然、実物大の実験炉で成功させてから実機に組み込むべきです。エンジニアリングの基本を外しています。
<br><br>
　今度の再処理工場本番がその実証実験のようです。原発の核燃料棒から最悪、最強の放射能廃液を絞り出して集めた場所です。ここは通常の原発の放射線レベルとかけ離れた死の空間になり、遠隔操作しかあり得ません。ノズルが詰まったからと人間が覗きに行ける場所ではありません。また、ガラス固化が滞ると前の処理工程が動いていれば高レベル廃液がどんどん溜まります。これが通常の工場廃液のようにタンクに置いておけば済む性質ではないのです。自らの崩壊熱でどんどん熱くなり、強制冷却しないと爆発さえありえます。
<br><br>
　<a href="http://fukurou.txt-nifty.com/pu2/15/index.html" TARGET="_blank">「欠陥ガラス溶融炉の悲痛な叫びが六ヶ所再処理工場は動かしてはならないと訴えている」</a>は「調査の過程で根本的な欠陥が明らかになったにもかかわらず、原子力安全・保安院は６月３０日に運転再開を容認しました。今回のトラブルは、この再開容認が間違っていたことを明らかにしました。日本原燃は、前例がなく原因は不明、再開の目処は立っていないとしていますが、前回のトラブルで下部に溜まった白金族元素を含む残留物が流下ノズルに残り、これが影響したような場合には手の打ちようがないでしょう」と指摘し、運転中止を訴えています。
<br><br>
　日経記事によると当初の完成時期は1977年だったのに13回延期され、「現在の計画は７月完成だが、今回の不具合で絶望的となった」とあります。10年以上も完成がずれこんで、今になって根本的な欠陥が明かされる恐ろしさ。マスメディアはきちんと向き合わねばなりません。<a href="http://dandoweb.com/backno/20080408.htm" TARGET="_blank">「既視感ばりばり、もんじゅ低技術の恐怖」</a>と並べてみると、日本の「官製」原子力開発には人材がいないことが明らかです。競争の世界にさらされている基幹産業のエンジニアが知ったら笑い転げるか、憤慨するか、どちらでしょうか。
<br><br>
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    <dc:subject>科学・技術</dc:subject>
    <dc:date>2008-07-21T18:11:48+09:00</dc:date>
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  </item>

  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=35228">
    <link>http://blog.dandoweb.com/?eid=35228</link>
    <title>毎日新聞の「おわび」は不成立ではないか</title>
    <description>　英文サイト不適切記事問題で毎日新聞が20日朝刊で１面肩に掲載した「英文サイト出直します　経緯を報告しおわびします」と、２ページに特設した検証記事・「開かれた新聞」委員会の評価を読んで、中身は予想外に率直だなと思うと同時に、これは「おわび」として成立して...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=33657" TARGET="_blank">英文サイト不適切記事問題</a>で毎日新聞が20日朝刊で１面肩に掲載した<a href="http://www.mainichi.co.jp/home.html" TARGET="_blank">「英文サイト出直します　経緯を報告しおわびします」</a>と、２ページに特設した検証記事・「開かれた新聞」委員会の評価を読んで、中身は予想外に率直だなと思うと同時に、これは「おわび」として成立していないと感じました。
<br><br>
　「日本についての誤った情報、品性を欠く性的な話題など国内外に発信すべきではない記事が長期にわたり、ほとんどチェックなしで掲載されていました」と認めた時点で事態の深刻さは明らかです。さらに「内部調査の結果、問題のコラムは掲載の際にほとんどチェックを受けず、社内でも問題の大きさに気づかずにいたことがわかりました。何度もあった外部からの警告も放置していました」と、具体的な外部指摘があったのに放置していたことまで認めています。
<br><br>
　「昨年１０月、米国在住の大学勤務の日本女性から内容を批判する英文メールがデジタルメディア局に届いている。『正確さについて保証しない』との断り書きがあっても掲載すべきでないというもので、理由として▽論理的に考えれば記事はウソに違いないと思う▽日本文化をよく知らない人たちに誤解を与える――ことを挙げた」という事実まで明らかにされると、新聞社全体としての管理責任放棄は免れ得ないと思います。誤報ではなく、虚報を書いて、読者に指摘され、さらに無視して、虚報を書き続けたのです。
<br><br>
　「検証踏まえ２人追加処分」として「９９年４月から０４年６月まで総合メディア事業局長だった渡辺良行常務について役員報酬２０％（１カ月）返上の追加処分」などとあるのですが、今回の検証を踏まえて処分を全面的に見直すのが普通の在り方でしょう。新たに明らかになった問題点の大きさに追加処分が追いついていないのは明白です。
<br><br>
　また、ネット上で毎日批判が燃え上がったことについて<a href="http://www.mainichi.co.jp/20080720/0720_08.html" TARGET="_blank">「『開かれた新聞』委員会委員に聞く（２）」</a>で作家・柳田邦男氏が「失敗に対する攻撃が、ネット・アジテーションによる暴動にも似た様相を呈しているのは、匿名ネット社会の暗部がただごとではなくなっていると恐怖を感じる」と述べています。この発言は本当なのでしょうが、当事者の新聞社が掲載するコメントではないと思います。「おわび」不成立の印象を強くする大きな要因です。
<br><br>
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</div><br>
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    <dc:subject>社会・教育・文化</dc:subject>
    <dc:date>2008-07-20T21:13:42+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=35136">
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    <title>20年前の”幻ネット”復刻、復活</title>
    <description>　メディアが作ったのに、全く痕跡なく消えてしまったために、ネット社会でもほとんど忘れ去られたパソコン通信ネットがあります。今年が20周年であるため、復刻、復活させてみようということになり、この２週間ほどその作業に多くの時間を取られてしまいました。そのネッ...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　メディアが作ったのに、全く痕跡なく消えてしまったために、ネット社会でもほとんど忘れ去られたパソコン通信ネットがあります。今年が20周年であるため、復刻、復活させてみようということになり、この２週間ほどその作業に多くの時間を取られてしまいました。そのネットとは<a href="http://xn--ecki1bs4c4a7a1z.jp/" TARGET="_blank">「サイエンスネット.jp」</a>です。興味があればどうぞ。<br><br>
（このエントリーでは、コメントやトラックバックは受け付けません）

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    <dc:subject>ネット</dc:subject>
    <dc:date>2008-07-19T16:55:02+09:00</dc:date>
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  </item>

  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=35097">
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    <title>久しぶりに笑った高校生のお弁当、国際反響</title>
    <description>　ユーチューブの、何て事もない高校生のお弁当風景ビデオに海外から400件ものコメントが付いていて、それを和訳しただけの「日本の高校生が教室でお弁当を食べる映像の海外反応【YOUTUBE動画】」です。でもなぜか笑ってしまったので、紹介しておきましょう。世界中から見...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　ユーチューブの、何て事もない高校生のお弁当風景ビデオに海外から400件ものコメントが付いていて、それを和訳しただけの<a href="http://goyaku.seesaa.net/article/103097869.html" TARGET="_blank">「日本の高校生が教室でお弁当を食べる映像の海外反応【YOUTUBE動画】」</a>です。でもなぜか笑ってしまったので、紹介しておきましょう。世界中から見て、日本の食生活は羨望の的なのですね。へええー、そう見えるのか、という驚きばかりです。（私も大学生の子ども２人に週に１回、お弁当を作っています。このところ卵の出汁巻きを欠かしていません）
<br><br>
　ランチの記事なら<a href="http://dandoweb.com/backno/20051017.htm" TARGET="_blank">「学校給食事情〜飽食国の貧困から始めて　[ブログ時評36]」</a>が欠かせないところです。まだリンクも生きているようです。飽食の欧米と違って、貧しい国への給食援助活動で使われる「FBFは、穀物と、その他の材料（たとえば、大豆をはじめとする豆類や乾燥させたスキムミルク、砂糖、植物油）とを混ぜ合わせたものです。これらを製粉、ブレンド、調理した後、ビタミンやミネラルを混合させることで栄養価を強化しています」。その写真を見ると、胸に来るものがあります。最近も、国連の給食活動の昼食を持ち帰って難民家族を支える話がニュースになっていました。
<br><br>
<Div Align="right">
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    <dc:subject>食・健康・医療</dc:subject>
    <dc:date>2008-07-19T00:34:53+09:00</dc:date>
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  </item>

  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=34988">
    <link>http://blog.dandoweb.com/?eid=34988</link>
    <title>前年度比１兆円増で伸びる医療費の裏側</title>
    <description>　厚生労働省が2007年度の「医療費の動向」をまとめたとのニュースが流れました。「中央社会保険医療協議会　医療費の動向等について」に詳しい資料があります。33兆4000億円で前年度比3.1％、約１兆円の増加です。厚労省は「2007年度は制度改正がなく、医療費の伸びは従...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　厚生労働省が2007年度の「医療費の動向」をまとめたとのニュースが流れました。<a href="http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/07/s0716-3.html" TARGET="_blank">「中央社会保険医療協議会　医療費の動向等について」</a>に詳しい資料があります。33兆4000億円で前年度比3.1％、約１兆円の増加です。厚労省は「2007年度は制度改正がなく、医療費の伸びは従来と同水準となった」と分析しているのですが、こういう中身のない、客観的に分析できない言い方にはうんざりです。<a href="http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/07/dl/s0716-3a.pdf" TARGET="_blank">「平成19 年度の医療費について」</a>からひとつ表を引用します。「表10-2　１施設当たり医療費の伸び率（対前年度比）」です。
<br><br>
<center>
<img src="images/sisetu-iryohi.JPG">
</center>
<br>
　<a href="http://air.ap.teacup.com/applet/awatenai/421/comment?rev=1" TARGET="_blank">「地方公営病院は末期的状況」</a>にあるとおり、2006年度には「制度改正」で無理矢理、医療費は抑制され地方公営病院は77％が赤字のありさまになりました。上の表で公的病院の「平成18年度　▲1.0％」という数字がその痛みを表していると思います。収支とんとん、格段、経営努力をする余地がない状況で１％も売り上げが落ちれば、どんな企業体でも赤字転落が増えます。厚生労働省は「制度改正」が無かった2005年度（平成17年度）並になったと主張するけれど、大学病院も公的病院も法人病院も2007年度は随分、大きな伸び率になっていると見えます。
<br><br>
　医療費の単価をいじって赤字転落にさせるような無茶をしたら、人間が働き、生きている組織である以上、病院にも自己防衛の本能は働きます。全体として治療に掛かる日数は減ったけれど、１日当たり医療費が伸びて結果として全医療費は増えてしまうことになっています。それを「医療技術の高度化」と呼ぶのはためらわれます。先日の<a href="http://dandoweb.com/backno/20080713.htm" TARGET="_blank">「医療水準は全員参加の見積書で決定を」</a>で指摘したように、国民全体で納得して支える医療体制を作らないと、年に１兆円も訳が分からなく医療費が増え続ける事態は収まらないでしょう。
<Div Align="right">
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    <dc:subject>食・健康・医療</dc:subject>
    <dc:date>2008-07-17T22:46:59+09:00</dc:date>
    <dc:creator>dando</dc:creator>
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  </item>

  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=34613">
    <link>http://blog.dandoweb.com/?eid=34613</link>
    <title>医療水準は全員参加の見積書で決定を</title>
    <description>（親サイトでは、インターネットで読み解く!第161回）
　日経が朝刊トップに「概算要求基準、社会保障2200億円抑制を堅持　財務省方針」を掲げました。「社会保障費の自然増分を2200億円抑制するほか、公共事業関係費を3％削減する方針だ。医師不足対策などの重点施策に...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<Div Align="right">（<a href="http://dandoweb.com/" TARGET="_blank"><span style="font-size:small;">親サイト</a>では、インターネットで読み解く!第161回）</span></Div><br />
　日経が朝刊トップに<a href="http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080713AT3S1200C12072008.html" TARGET="_blank">「概算要求基準、社会保障2200億円抑制を堅持　財務省方針」</a>を掲げました。「社会保障費の自然増分を2200億円抑制するほか、公共事業関係費を3％削減する方針だ。医師不足対策などの重点施策には『要望枠』を08年度よりも拡大し、各省庁が上乗せ要求できるようにする」というのですから、医療崩壊が言われる時期なのに、ほとんど変わらない予算編成になりそうです。
<br><br>
　2200億円抑制の根拠になっているのが、自然増だけで７〜８千億円あるとの見方です。ではどういう仕掛けでこれだけの自然増が生まれるのか、詳細について政府は明かしません。日本では官僚がデータを握って、アカデミックな研究者にすら見せようとしないのです。「これきわ雑記」というお医者さんのブログが<a href="http://koretani.blogspot.com/2008/04/blog-post_29.html" TARGET="_blank">「グラフで見る 医療費の将来推計」</a>で色々と前提を置いてグラフ化する試みをされています。ひとつグラフを引用させてもらいましょう。
<br><br>
<center>
<img src="images/iryouhi.JPG">
</center>
<br>
　70歳以上の高齢者と一般を分けて、１人当たり医療費の伸び率が変わるとどう変化するかを見ていて、上のグラフは2003〜2005年度の平均値（一般0.9%，高齢者1.1%）を採用していますから、かなり蓋然性が高そうな例です。2065年に63兆円のピークになります。もっと大きく伸びると仮定したら「一般1.4%，高齢者1.6%だと、2095年に86兆円でプラトーになりました」。
<br><br>
　見方を変えると医療費の将来推計など、さじ加減ひとつで、いかようにも変えられるのです。国が危機的とする説明に納得できかねるゆえんです。「平成19年7月の『第５回医療費の将来見通しに関する検討会』の資料を見て」「平成18年度の医療制度改革の結果、2025年の医療費が56兆円から48兆円に抑制される、という推計です」「しかし、厚労省（旧厚生省）は、平成6年には同じ口で、2025年の医療費は141兆円と言っているんですよね。元データや算出方法が明示されていませんので見当もつきませんが、なんでこんなに推計値が大きくズレるのでしょうか？　変ですねえ」と疑問を投げています。
<br><br>
　この隘路を抜け出して広く納得してもらうには、慶応大の権丈善一教授が唱えている<a href="http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/korunakare151.pdf" TARGET="_blank">「“医療崩壊”阻止には『見積書』が不可欠」</a>との考え方を拡大して、医療水準を決めることで医療費の見積もりもきちんと出し、それを賄える財政措置を考えるようにするしかないでしょう。「医療者に求められていることは、あるべき医療や介護の姿を描くことです。専門家集団として、『公的医療費として、いったいいくら必要なのか』、つまり『見積書』を出してもらいたいのです。必要な医療費増が数百億円の単位なのか数千億円の単位なのか、それとも数兆円の単位なのかにより、財源をどこから調達するかが全く異なってくる」「『見積書』は、総額だけではなく、医療内容まで具体的に提示することが必要です。年金と異なり、例えば『医療費を国民1人当たり約4万2000円上げて総額5兆円増』と試算しても、それにより、どんな医療を享受できるようになるか、それが具体的に見えないと国民の納得を得るのは難しいでしょう」
<br><br>
　権丈教授は医療者集団に見積書作成を求めていますが、支払い側を含めた全員参加で作成していくしかないと思います。もしも画期的な新薬が現れたとしても、何千億円も医療費を膨らませるのだとしたら、使い方を極めて限定することだって考えざるを得ません。現在のように薬や診断機器の改善・改良があればノーチェックで医療費を膨らませる実態を改めるべきです。<a href="http://dandoweb.com/backno/20080525.htm" TARGET="_blank">第160回「年3000億円の大浪費・コレステロール薬」</a>などがその最たる物でしょう。
<br><br>
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    <dc:subject>食・健康・医療</dc:subject>
    <dc:date>2008-07-13T16:42:38+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=34332">
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    <title>話題二つ：毎日その後／米国の保守主義</title>
    <description>　目に付いた話題を２件だけ。１番目は、Technobahnの「毎日jpのビジネスモデルが事実上の破綻、低俗記事乱発で広告出稿が激減」です。「日韓で起きたマスメディア×大衆の激突」で紹介した毎日新聞「不適切記事」問題への批判からウェブサイトの広告が事実上ゼロになって...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　目に付いた話題を２件だけ。１番目は、Technobahnの<a href="http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200807091118&page=2" TARGET="_blank">「毎日jpのビジネスモデルが事実上の破綻、低俗記事乱発で広告出稿が激減」</a>です。<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=33657" TARGET="_blank">「日韓で起きたマスメディア×大衆の激突」</a>で紹介した毎日新聞「不適切記事」問題への批判からウェブサイトの広告が事実上ゼロになっているとのこと。実際に「毎日.jp」のバナー広告は自社物しかなくなっています。金額的には新聞収入とは比べ物にならないはずですが、こんな目に見える形で影響が出た深刻さを認識すべきでしょう。「７月中旬に調査結果公表」「第三者機関に見解求める」とするだけの対応で収拾できるのでしょうか。
<br><br>
　一方、韓国では<a href="http://www.asahi.com/international/update/0707/TKY200807070352.html" TARGET="_blank">「韓国３紙、牛肉問題で対立サイトへの記事提供中断」</a>といった余波が出ています。韓国大手のポータルサイト「ダウム」への配信停止の背景には「ダウムの判断で記事の趣旨と違う見出しをつける場合があった。また、同サイトの掲示板では、牛肉問題に関する３紙報道を批判する書き込みが続出。３紙に広告を出さないよう企業に圧力をかける呼びかけも起きていた」事情があります。
<br><br>
　２番目はちょっと地味だけれど優れた読み物です。中岡望さんの<a href="http://www.redcruise.com/nakaoka/?p=248" TARGET="_blank">「ウィリアム・バックリーと保守主義運動：なぜアメリカの保守主義は蹉跌したのか」</a>は、戦後のアメリカ保守主義運動の軌跡を、今年亡くなったウィリアム・F・バックリーJrの生涯と絡ませて鮮やかに描いています。「ナショナル・リビュー」を創刊したバックリーは異なる立場の保守派グループを束ねて保守主義の質を高め、レーガン大統領の誕生で「アメリカの“保守革命”は成就したといわれている。その後、アメリカでは保守主義がリベラリズムを圧倒し、共和党支配の時代が実現」します。しかし、「バックリーは、ニューディール・リベラルのエスタブリッシュメントに挑む反逆者であった。だが保守主義の大統領が誕生したことで、自らがエスタブリッシュメントになったのである。その頃から、彼の存在感は急速に薄れていった」のです。
<br><br>
　その後に共和党に入り込んだネオコンは「“アメリカ民主主義”を世界に広げるという使命を抱いて、野心的な外交政策を立案」し、イラク侵攻へと突き進みます。「ロサンジェルス・タイムズ紙が『バックリーは最も激しいブッシュ大統領の批判者』であると書いていることは既に紹介した。『ブッシュ大統領は保守主義者か』と聞かれて、バックリーは『彼は保守的だが、保守主義者ではない』と答えている。ブッシュ政権のイラク政策にもきわめて批判的であった」そうですし、いま米国では保守主義者をまとめあげる政治家が不在なのです。大統領候補マケイン氏はタカ派であっても保守主義者ではないと見方が紹介されます。念のためです。日本には保守主義など存在しませんから。
<br><br>
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    <dc:subject>政治・経済</dc:subject>
    <dc:date>2008-07-09T23:06:18+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=34160">
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    <title>アクティブなブログ数は300万で頭打ち</title>
    <description>　総務省の情報通信政策研究所が「ブログの実態に関する調査研究」を発表しました。国内上位20ブログサイトだけを対象にした調査である点で、昨年４月の「世界で最も多いのは日本語ブログ――Technorati調査」と違っています。テクノラティ社は日々に発信している日本語ブロ...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　総務省の情報通信政策研究所が<a href="http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2008/2008-1-02-2.pdf" TARGET="_blank">「ブログの実態に関する調査研究」</a>を発表しました。国内上位20ブログサイトだけを対象にした調査である点で、昨年４月の<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/06/news057.html" TARGET="_blank">「世界で最も多いのは日本語ブログ――Technorati調査」</a>と違っています。テクノラティ社は日々に発信している日本語ブログそのものを把握していて、2600万件くらいとはじいています。情報通信政策研はこの１月段階で1690万件とし、このうち毎月更新しているアクティブなブログは308万としました。
<br><br>
<center>
<img src="images/blog-suii.JPG">
</center>
<br>
　毎月、新規に開設されるブログは数年来40〜50万と変わっていないので、上のグラフ「国内のブログ総数の推移」のようにブログ数は増え続けています。しかし、一番下の曲線が示すアクティブなブログは2005年段階で頭打ちになり、300万でほとんど横ばいだといいます。ブログの数も記事数も増え続けている中で、この頭打ち傾向が何を意味するのか関心を引きますが、それ以上に分析できるデータは与えられていません。
<br><br>
　この調査ではブログ開設経験者アンケート調査も、調査会社の登録パネル2351人を対象に実施されています。ブログ開設の動機を問うていて、その結果から５つの類型に分類しています。最も多いのが「自己表現（30.9％）」で「自己表現、ストレス解消等の内面的な効用を重視」、ついでコミュニケーション重視の「コミュニティ(25.7％)」、自己の情報を整理・蓄積する「アーカイブ型(25.0％)」、少し離れて「収益目的(10.1％)」、さらに「社会貢献(8.4％)」の順です。社会貢献派は「自分の知識を発信して社会貢献することを重視」「『マネー・金融』『医療・介護』『地域』の割合が高い」「40代以上の割合が高い」との説明です。一方、自己表現派は若い世代が多いとも書かれていますが、開設動機の年代別分布が帯グラフになっていて、年代差はあまり無いことが読みとれます。
<br><br>
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    <dc:subject>ネット</dc:subject>
    <dc:date>2008-07-08T00:52:33+09:00</dc:date>
    <dc:creator>dando</dc:creator>
    <dc:rights>dando</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=33869">
    <link>http://blog.dandoweb.com/?eid=33869</link>
    <title>国立大の運営費削減は医療費以上に過酷</title>
    <description>　しばらく医療の問題に目を奪われていたら、３日の日経朝刊で「国立大運営費、学部ごと評価し交付金に差　文科省方針」を見て唖然としてしまいました。話題になっている社会保障費の毎年2200億円削減は、7000億円ほどの自然増に対するものですが、国立大運営費は毎年１％...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　しばらく医療の問題に目を奪われていたら、３日の日経朝刊で<a href="http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080703AT1G2003T02072008.html" TARGET="_blank">「国立大運営費、学部ごと評価し交付金に差　文科省方針」</a>を見て唖然としてしまいました。話題になっている社会保障費の毎年2200億円削減は、7000億円ほどの自然増に対するものですが、国立大運営費は毎年１％一律に純減する枠組みが押しつけられており、「それでも無理」との声が大きいのです。ところが「2010年度から、教育や研究の実績を学部ごとに評価して交付金の配分額に差を付ける方針だ。交付金を一律に年１％削減する現行制度を見直し、大学ごとに削減率を変えることも検討する。配分にメリハリを付けるとともに、成果主義を採り入れて大学間の競争を促す」とは１％を超える削減をされる大学が出ることを意味します。
<br><br>
　<a href="http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/from/blog/2008/02/post-56/" TARGET="_blank">「日本の大学の現在―競争による競争のための競争の減失？」</a>が「法人化以後、国立大学の運営費交付金は毎年１％ずつ削減されており、交付金だけで人件費を充当することができない大学がほとんどである。大学は自助努力で『競争的研究資金』を獲得して、運営の資金をも確保しなければならない。それは、いわば『基本給』が削減され、足りない部分は『歩合制』となり、同じ仲間との競争のなかで『能力のある者』が高い報酬を獲得できるというドラスティックな仕組みである」と指摘しています。おまけに競争がさらに激化するとしても、どこが勝かは実績主義で評価している以上、旧帝大中心の有力大に決まっています。
<br><br>
　昨年の今ごろ「基本給」に当たる国立大運営費の競争資金化には無理があるとの悲痛な叫びを聞いた記憶がありますが、文科省には全く届かなかったようです。医師の人件費が賄えないケースと違って、大学運営費が足りないなら教員を減らしてでも授業の形を取り繕えるからでしょうか。<a href="http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/3950.html" TARGET="_blank">「学校教育費の対GDP比」</a>を見ていただければ分かるように、日本の公的支出は3.5％と29カ国で最低から２番目なのです。まだ引き下げよ、しかも毎年、不安定に続くというのは過酷に過ぎます。
<br><br>
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<br>

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    <dc:subject>社会・教育・文化</dc:subject>
    <dc:date>2008-07-04T00:20:29+09:00</dc:date>
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  </item>

  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=33814">
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    <title>大学病院の医師って、実はとても暇だった？</title>
    <description>（注＝ここにあったエントリーは、まとめて何件もコメントを書いて没にされた方への警告です。他の方には関係ありませんから、ここではコメント類は受け付けませんし、エントリーは１日だけの公開に止めました。あれだけの情報があれば「is102.hosp.tohoku.ac.jp」管理者...</description>
<content:encoded><![CDATA[
（注＝ここにあったエントリーは、まとめて何件もコメントを書いて没にされた方への警告です。他の方には関係ありませんから、ここではコメント類は受け付けませんし、エントリーは１日だけの公開に止めました。あれだけの情報があれば「is102.hosp.tohoku.ac.jp」管理者は個人端末に容易にたどり着けるでしょうから、Googleキャッシュが出来ていないことを確認したうえで非公開にしました。魚拓をとるような愚かなことをしている人がいれば、可哀想ですから潰してあげてくださいね。「素っ頓狂」なヒマ人が多いものです）

]]></content:encoded>
    <dc:subject>ネット</dc:subject>
    <dc:date>2008-07-03T13:56:19+09:00</dc:date>
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  </item>

  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=33657">
    <link>http://blog.dandoweb.com/?eid=33657</link>
    <title>日韓で起きたマスメディア×大衆の激突</title>
    <description>　民主主義国家で大手新聞社の玄関にデモ隊が押しかけ、社名の看板文字を削り落とす荒業に出ようとは思いませんでした。米国産牛肉の輸入をめぐり大衆の抗議運動が起き、揺れている韓国で６月26日、朝鮮日報と東亜日報がほぼ同時に襲われました。朝鮮日報の日本語サイトで...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　民主主義国家で大手新聞社の玄関にデモ隊が押しかけ、社名の看板文字を削り落とす荒業に出ようとは思いませんでした。米国産牛肉の輸入をめぐり大衆の抗議運動が起き、揺れている韓国で６月26日、朝鮮日報と東亜日報がほぼ同時に襲われました。朝鮮日報の日本語サイトで<a href="http://www.chosunonline.com/article/20080627000044" TARGET="_blank">「米国産牛肉：デモ隊が新聞社襲撃、社名引きはがす（上）」</a>と<a href="http://www.chosunonline.com/article/20080627000045" TARGET="_blank">「米国産牛肉：デモ隊が新聞社襲撃、社名引きはがす（下）」</a>が詳しく伝えています。保守系の大手新聞は、輸入解禁の圧力に負けた政府に同調しているとみなされました。購読ボイコットや広告主へ圧力を掛ける運動もあるようです。
<br><br>
　激高しやすい韓国の人たちの性分を考えると、よく続くと思っていた平和的な「ろうそく集会」ですが、過激化すると参加者は減り、ますます過激化に走ったパターンのようです。しかし、市民側の牛肉への不安を、愚か者扱いで済ませる見方にも疑問があります。騒ぎが大規模になった後、22日付の<a href="http://www.chosunonline.com/article/20080623000032" TARGET="_blank">「米国産牛肉：輸入解禁を一時見送りへ」</a>によると、「韓米双方はまた、生後30カ月未満の牛に関しても脳、目、脊髄（せきずい）、頭蓋骨など４部位の輸入を禁止することに合意した。これらの部位は国際獣疫事務局（OIE）の基準では生後30カ月以上に限り特定危険部位（SRM）に分類されている。しかし、国民の狂牛病に対する不安を解消するため、生後30カ月未満についてもこれらの部位を輸入対象から除外することにした」とあります。この危険部位除去は日本なら当然の処置です。その根拠は<a href="http://dandoweb.com/backno/20050320.htm" TARGET="_blank">「ＢＳＥはメディアリテラシー力を問う　[ブログ時評15]」</a>を見てください。韓国メディアの取材と論調はこれを理解していない形跡があります。
<br><br>
　日本では毎日新聞・英語サイトの「WaiWai」コーナーであった「不適切記事」問題です。国内雑誌から引用、リライトしていたといい、あまり深入りしたくない内容ですが、ITmediaは<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/24/news054.html" TARGET="_blank">「毎日新聞が謝罪、関係者処分　『低俗過ぎ』英文記事への批判で」</a>で「日本人女性の55％は、出会ったその日に男と寝る」「六本木のレストランでは、食事の前に材料となる動物を獣姦する」などと伝えています。騒ぎが始まった５月下旬から批判のブログ記事が毎日数百本は書かれ続けていますが、圧倒的に盛り上がっているのは「２ちゃんねる」掲示板です。いつもの釣りかとも思えますが、「毎日新聞を潰そう」という趣旨で広告主に圧力を掛ける運動もしているようです。<a href="http://www9.atwiki.jp/mainichiwaiwai/" TARGET="_blank">「毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる　まとめ＠wiki」</a>にデータは揃っています。
<br><br>
　毎日新聞の個人プレーは業界では有名で、それ故に新聞協会賞も多いのですが、今回のケースは明らかに虚偽報道です。ネットで海外から検索されやすくするために「hentai」(変態)というキーワードを仕込むなど意図的です。筆が滑ったとか、出来心とかの範囲で済まないでしょう。６月27日の<a href="http://mainichi.jp/info/etc/20080627.html" TARGET="_blank">「毎日新聞社：『ＷａｉＷａｉ』問題で処分」</a>にある、筆者である英文毎日編集部記者を懲戒休職３カ月、編集部長を役職停止２カ月などの処分は、最近の業界不祥事例に比べて軽すぎます。加えて不都合なことに「当時のデジタルメディア局長の長谷川篤取締役デジタルメディア担当が役員報酬の２０％（１カ月）、当時の常務デジタルメディア担当の朝比奈豊社長が役員報酬１０％（１カ月）を返上する処分とした」が不思議な処分なのです。いずれも社長・役員に大昇進した人が大元の責任者で、役員報酬１〜２割１カ月返上が意味のある処分なのか、世間は首を傾げるでしょう。ブログでも疑問・批判の声が多数出ています。
<br><br>
　日韓ともに、これからどう動くのか注目です。７月２日昼前には毎日新聞東京本社に抗議行動が呼びかけられています。韓国の場合、「頑張れ」と小切手を持って激励に来た読者もいたそうですが……。
<br><br>
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    <dc:subject>社会・教育・文化</dc:subject>
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  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=33588">
    <link>http://blog.dandoweb.com/?eid=33588</link>
    <title>2008年６月のエントリー一覧</title>
    <description>6/29　パソコンで見るハイビジョン最近の話題
6/25　デジタル放送の元凶「B-CAS」に見直し論議
6/22　医療再生へ、無意味な『打開への道』
6/21　ネット大異変は１カ月で元へ収束？
6/18　厚労相の率直、医師ブログの可笑しさ
6/16　急浮上！たばこ１箱1000円を実現...</description>
<content:encoded><![CDATA[
6/29　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=33475">パソコンで見るハイビジョン最近の話題</a><br>
6/25　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=33180">デジタル放送の元凶「B-CAS」に見直し論議</a><br>
6/22　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=32928">医療再生へ、無意味な『打開への道』</a><br>
6/21　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=32864">ネット大異変は１カ月で元へ収束？</a><br>
6/18　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=32640">厚労相の率直、医師ブログの可笑しさ</a><br>
6/16　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=32449">急浮上！たばこ１箱1000円を実現させよ</a><br>
6/14　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=32263">秋葉原事件の衝撃度を測るブログ記事グラフ</a><br>
6/13　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=32148">秋葉原事件で思い起こす『隔離が生む暴力』</a><br>
6/11　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=32055">秋葉原事件、両親の会見をめぐる違和感</a><br>
6/09　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=31898">大異変、スラシュドットに。でも真相は難解</a><br>
6/07　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=31742">四川地震はグーグルに味方、ヤフーの敵(6/14追補)</a><br>
6/05　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=31605">大異変がネット上で５月中旬に発生！</a><br>
6/03　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=31439">NHKには責任を取る文化は存在しない?</a><br>
6/01　<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=31277">『コメ減反見直し』は救う相手を間違ってる</a><br>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>月別エントリー一覧</dc:subject>
    <dc:date>2008-06-30T23:39:59+09:00</dc:date>
    <dc:creator>dando</dc:creator>
    <dc:rights>dando</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=33475">
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    <title>パソコンで見るハイビジョン最近の話題</title>
    <description>　家庭に薄型大画面テレビが広まり、ハイビジョン番組（HD）が普通になりました。マシンパワーが上がり、光回線で大容量化したパソコンでもハイビジョンビデオが広く見られるようになったことは第155回「テレビ局独占から脱したＨＤビデオ番組」で紹介しました。そのハイ...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　家庭に薄型大画面テレビが広まり、ハイビジョン番組（HD）が普通になりました。マシンパワーが上がり、光回線で大容量化したパソコンでもハイビジョンビデオが広く見られるようになったことは<a href="http://dandoweb.com/backno/20080114.htm" TARGET="_blank">第155回「テレビ局独占から脱したＨＤビデオ番組」</a>で紹介しました。そのハイビジョンビデオ、最近の話題を集めます。明日6/30に<a href="http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/06/27/20078.html" TARGET="_blank">「ソニーの動画共有サイト「eyeVio」、HD動画の投稿・視聴に対応」</a>が動き出します。ユーチューブに代表される動画共有サイトでも高精細化が始まるわけです。
<br><br>
　ちょっとHDの話題を求めて歩き回ってみると、2005年から市民のハイビジョンビデオ投稿を募っている「市民テレビ」で<a href="http://www.citv.org/upppu2008/upppu.cgi?action=view&disppage=1&no=320&no2=2623&up=1" TARGET="_blank">「自然界で生きると言うこと（巣立ちのドキュメンタリー）」</a>という最新作に出会いました。アオゲラという小鳥の巣立ちを撮影しようとしたら、巣穴にヘビが侵入し、異変に気付いた親鳥を交えてハラハラするドラマの一部始終を収録しています。「焦点距離2100mm（35mm換算）のレンズで寄ってみた」だけのことがあり、親鳥や幼鳥の表情まで見えます。<a href="http://japan-geographic.tv/" TARGET="_blank">「JAPAN-GEOGRAPHIC.TV」</a>も含めて、国内のアマチュア勢は新作を数多く出しています。
<br><br>
　アップルの「iTunes Store」で無料入手できるＨＤポッドキャストでも、相変わらず宇宙・自然・ニュースを中心にしたジャンルでハイビジョンビデオを楽しんでいます。ＮＡＳＡの火星探査機「フェニックス」着陸の実況、コントロールルームの盛り上がりぶりは納得でした。ハッブル宇宙望遠鏡による映像も見飽きません。このところ、<a href="http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=268071846" TARGET="_blank">「Earth-Touch.com | Wildlife HD video, Weekly highlights podcast」</a>をよく見ています。世界中で撮影された旬の映像ハイライトです。今週はイワシの大群に襲いかかるイルカ、サメ、海鳥のシーンが印象的でした。
<br><br>
　<a href="http://www.apple.com/trailers/" TARGET="_blank">「Apple - Movie Trailers」</a>で見る映画予告編ハイビジョンでは、この夏公開の<a href="http://www.apple.com/trailers/wb/starwarstheclonewars/hd/" TARGET="_blank">「Star Wars: the Clone Wars」</a>をつい何度も見てしまいます。私のディスプレイは1600×1200なのでフルハイビジョンの横1920ピクセルは出せませんが、左右両端を切り落として得られる高精細感には唸ります。どうということもない内容の地上デジタルテレビなどに時間を取られたくないと思えます。
<br><br>
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    <dc:subject>ネット</dc:subject>
    <dc:date>2008-06-29T16:45:19+09:00</dc:date>
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  </item>

  <item rdf:about="http://blog.dandoweb.com/?eid=33180">
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    <title>デジタル放送の元凶「B-CAS」に見直し論議</title>
    <description>　「ダビング10」が７月実施で決着した後、情報通信審議会の「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」（デジコン委）で24日、デジタル放送を暗号化している仕組み「B-CAS」を見直す議論があったとIT系のメディアが伝えました。日経BPの「B-CAS見直しが本...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　「ダビング10」が７月実施で決着した後、情報通信審議会の「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」（デジコン委）で24日、デジタル放送を暗号化している仕組み「B-CAS」を見直す議論があったとIT系のメディアが伝えました。日経BPの<a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080625/309410/" TARGET="_blank">「B-CAS見直しが本格始動、『2011年までに改善策決め運用開始』」</a>とか、AV Watchの<a href="http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080613/soumu.htm" TARGET="_blank">「法制度導入やB-CAS見直しなど放送の著作権保護を議論−見直しの具体案を求める声も」</a>とかがそうです。一方、大手マスメディアは記事掲載を見送りました。
<br><br>
　上記２件の記事を読んだだけでも方向が見えず、訳が分からなくなる混沌ぶりです。日経BPはB-CAS見直しにポイントを置いていますが、AV WatchはむしろB-CASに代わる「法制度による著作権保護の仕組みを検討」に重みがある構成です。共通しているのは消費者団体などからB-CASに痛烈な批判が出た点です。本当の会議内容がどうだったか知るよしもありませんが、すんなり読める紹介記事を書けるはずがなく、大手マスメディアのライターは諦めたのでしょう。3000万枚ものB-CASカードが配られている現実を考えると残念です。
<br><br>
　B-CAS問題については今年初めに書かれた「池田信夫 blog」の<a href="http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/e3b44ae168cda176cb937bf809bfe8ec" TARGET="_blank">「B-CASは独禁法違反である」</a>が成立の経緯まで踏み込んで鮮烈な批判をしています。
<br><br>
　「CAS(conditional access system)は、有料放送のシステムとしてはどこにもあるが、無料放送にCASをつけている国は日本以外にない」。BSデジタルの有料放送化を狙ってB-CASを100億円かけて入れたが「BSデジタルの出足は悪く、各社は数百億円の赤字で、とても有料化できる情勢ではなかった。おかげで受像機の出荷も少なく、B-CASは赤字を垂れ流していた。そこで彼らが考えたのが、無料放送である地デジにB-CASを導入するという方針だった」「無料放送にCASを入れる大義名分がない。そこで出てきたのが、コピーワンスによって『著作権を守る』という理由だった」
<br><br>
　さらにB-CAS社の役員ポストがＮＨＫの天下り先になっていると指摘、「NHKが今の曖昧な受信料制度を正当化するには、BBCのように『受信料制度だからこそ個別の番組から料金をとらないでオープンに配信できる』というならまだしも、私的な有料放送システムであるCASを使うのは矛盾している」と公共放送の根幹が揺らいでいると主張しています。
<br><br>
　B-CAS社の存在の怪しさ、気持ちの悪さは相当な物です。上場会社でもなく、少し前までは会社所在地まで隠していました。Wikipediaの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/B-CAS" TARGET="_blank">「B-CAS」</a>に基礎データや多方面の批判がまとめられています。株主筆頭は確かにＮＨＫで、電機大手やBS放送各社などが並びます。この一民間企業に家庭に入るデジタルテレビやデジタルレコーダー全てのユーザー情報が集められていること自体に、大きな疑問があります。2011年にデジタル放送完全移行がもし済めば、ほとんど全世帯の個人情報を持つことになるはずです。事実上、強制的に個人情報は集められており、その法的根拠は存在しないのです。
<br><br>
　コピーワンスの不便、それを改良したというのに不人気で一般の注目度が低いダビング10、いずれもB-CASを存続させるために無理矢理つくられた仕組みです。B-CASカード１枚に500円程度の費用がかかります。これをまだ何千万枚も作るのかです。2011年の見直しでは当然、全廃を望みますが、一般消費者の声が極めて通りにくい場所で決定される恐れが強く、全く楽観できません。<a href="http://blog.goo.ne.jp/enagoya/e/62530102e06e812e0ad12f86cffe0d95" TARGET="_blank">「消費者が見たダビング10（あるいは情報通信審議会）」</a>が「無料の地上放送に対する暗号化とコピーガードは、悪名高い禁酒法を連想するほどメリットのない制度（業界の自主規制だが実質は法律に近い）です」と抗議しているのですが……。
<br><br>

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    カスタム検索・・・「地上デジタル」「ダビング10」などdandoweb.com内の検索を
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    <dc:subject>社会・教育・文化</dc:subject>
    <dc:date>2008-06-25T23:47:10+09:00</dc:date>
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    <title>医療再生へ、無意味な『打開への道』</title>
    <description>　今日22日の朝日新聞３面を開いて、どっと脱力感に襲われてしまいました。「医療再生へ　危機感共有、あとは実行」「打開への道は明らか」と見出しだけは躍っていますが、どうやって実行するのか全く分かりません。ネット上での記事紹介がないので、図示している「シリー...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　今日22日の朝日新聞３面を開いて、どっと脱力感に襲われてしまいました。「医療再生へ　危機感共有、あとは実行」「打開への道は明らか」と見出しだけは躍っていますが、どうやって実行するのか全く分かりません。ネット上での記事紹介がないので、図示している「シリーズを通して示した対策は」を引用しましょう。
<br><br>
　《すぐに効果が望めること》<br>
・看護師の業務拡大や医療事務職の導入などで医師は治療に集中を<br>
・子育てや介護に配慮した短時間勤務の導入を<br>
・病院ごとに医療の質がわかるよう情報公開を<br>
・救急外来への集中を減らすため24時間電話相談窓口を<br>
　《将来に向けて取り組むこと》<br>
・医学部の定員増を。特定の診療科に偏らないよう専門ごとに定員を。<br>
地域を支え、医師を派遣できる病院を<br>
・総合的な診療ができる「家庭医」を地域に<br>
・安全向上のため、事故死などの原因究明制度を<br>
・健康保険料を支払えない所得層に軽減策を<br>
・医療費抑制策の見直し。医療費の無駄を省き、財源を含めて国民的議論を<br>
<br>
　記事最後に置かれたまとめの文章はこうです。「崩壊を防ぐためにやるべきことははっきりしている。あとは、本気になるかだ」
<br><br>
　前半の直ぐにやるべき項目にせよ、誰がどう予算を付けて実行するかが難しいから実現しないものばかりです。もし全ての病院が国立病院ならば一気に突っ走れる可能性はありますが、実態は私立病院をはじめとした様々な経営体であり、病院収入は結局は患者の医療費としてしか入ってこないので職場環境の改善ですら一律に進むことはないでしょう。「本気に」と書くのなら、どういう道筋で実現できるのかまで踏み込まないと、無意味だと思えます。
<br><br>
　情報公開の部分はこの記事の識者談話に出ている川渕孝一・東京医科歯科大教授の所から派生したものでしょう。しかし、問題は病院の情報公開ではなく、医療費全体の情報公開です。官僚が勝手に主張する医療費膨張論について、最近、毎日新聞が<a href="http://mainichi.jp/select/science/news/20080617ddm002040022000c.html" TARGET="_blank">「医療クライシス：脱『医療費亡国論』／１　かさむ費用」</a>で「医療経済学の専門家らが参加し、０６〜０７年に開かれた厚生労働省の『医療費の将来見通しに関する検討会』」「世間が国から聞かされてきた『高齢化で医療費はどんどん膨張する』という“常識”とは正反対の内容を語った」と伝えています。「厚労省の担当課長すら『医療費の自然増の最大の要因は、（高価な薬や機器、治療手段が開発される）医療の進歩であることは明白だ』と明言した」
<br><br>
　高齢化によって医療費が際限なく膨張するとの議論は、増税のためにする議論だと疑ってみるべきです。先月リリースの<a href="http://blog.dandoweb.com/?eid=30216" TARGET="_blank">第160回「年3000億円の大浪費・コレステロール薬」</a>はまさに高価な薬の無駄を証明するために書いた仕事です。時間を見つけてさらに発展させるつもりです。厚生労働省や医学界が製薬会社などとの繋がりを断って、こういう無駄を省けないのならジャーナリズム側が立ち入っていくしかないと思います。
<br><br>
　そして、気になるのが朝日の記事に出ている川渕教授の発言。「医療に『ムリ、ムダ、ムラ』はないのか。それを明らかにする責任は医療界にあるのではないか」です。それなりに正しいとは思いますが、この方は国立医療・病院管理研究所で医療経済研究部主任研究官などをされていますから、医療費分析の専門家ではないのでしょうか。それでも医療費の闇が見えていないのだとしたら、個人情報以外は洗いざらい公開させるよう求めていくしかないですね。
<br><br>

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    <dc:subject>食・健康・医療</dc:subject>
    <dc:date>2008-06-22T18:35:11+09:00</dc:date>
    <dc:creator>dando</dc:creator>
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