話がはずんでいるテーマを拾うと「4.健康・医療分野のITによる産業高度化」に「OpenKarte構想」があります。全医療機関でカルテを電子化して閲覧できるようにし、医師不足や医療ミスなどの諸問題に対処しようという提言です。匿名が多く、コメントしている方のバックグラウンドが判然としないのものの、議論はそこそこかみ合っているようです。パソコン通信の会議室風でしょうか。
このほか「1.ITによる産業高度化(全体論)」とかも活発です。しかし、どうやって話をまとめていくんでしょうか。あるいは言い放しで結構、と割り切るのでしょうか。それでも、従来のように官庁が問題別にパブリックコメントを一方的に集め、投稿した側からはどう読まれたのか全く分からないよりは、ましかも知れません。
この討議サイトの運営ソフトには今後に思惑が込められています。「経済産業省の討議ウェブサイトを、無償公開ソフトウェア推進団体が構築」(オープンビジネスソフトウェア協会)によると「オープンソースの顧客管理ソフトウェアである、『SugarCRM』をもとに開発を行い、プロジェクト終了後に完成したソフトウェアを広く一般に公開」「今後は、他省庁や自治体に対しても同様の仕組みの採用を働きかけ、『公開』によりさらに一般の方々への還元を実現する方針」だそうです。