小沢代表時代(昨年9月から今年4月)と鳩山代表に代わった5月から、さらに鳩山政権になってからの3時期で民主党と自民党の平均支持率を比較しています。引用の範囲にとどめるために30代と60代だけの数字(%)を抜き出します。
小沢代表時代 鳩山代表時代 鳩山政権下 男性30代 23(自)31(民) 18(自)36(民) 14(自)47(民) 60代 30(自)34(民) 25(自)39(民) 18(自)52(民) 女性30代 22(自)14(民) 16(自)27(民) 10(自)42(民) 60代 35(自)21(民) 27(自)27(民) 18(自)46(民)
内閣支持率は落ちてきているのに、政党支持率は民主が40%台を続け、10%台で低迷する自民をダブルスコア以上で圧倒しているのです。先月当たりからとても不思議な気分で世論調査の結果を見ていました。それをようやく分析してくれた記事でした。見出しは「高齢女性に」とありますが、自民の最後の拠り所だった女性層全体が大きく民主になびき、新支持層を形成したことがはっきりしました。政治資金疑惑で検察、そして自民党、メディアが女性に不人気な小沢代表を辞任に追いつめたとき、これは政権交代に好アシストだと思っていた通りです。支持率の数字だけでなく、現場を回ったもう少し突っ込んだ取材が載っていますので、新聞の政治面をご覧ください。
これまで本格的な政権交代が無かったので分からなかったことですが、女性の中高齢層は時の政権党に惹かれやすいようなのです。劇的な転換は政権交代と同時に起きたようです。小選挙区導入に伴うブロック別比例区の当落判定システムを作るために、私は過去の世論調査と国政選挙で得た膨大な結果をパソコンに掛けてマザーボードを焼き切ったくらい分析したことがあります。その経験からも、従来あり得ない変化だと言えます。来年の参院選を含めて、近い将来に自民党が女性支持層を奪い返す可能性は限りなくゼロに近づいたと思えます。