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受験生らに回したい新型インフル・ワクチン接種

 小学校以下の子どもへの新型インフルエンザ・ワクチン接種が11日から各地で始まりましたが、困ったことにほとんどの子どもは既に感染済みのようなのです。妊婦から始めた優先順位にこだわると、結果として何の役にも立たない恐れが出てきました。大学受験生ら順位が低い希望者にも、どんどん受けてもらうよう方向転換すべきだと思いますが、メディアは順位違反の報道ばかりやっています。

 朝日新聞の「新型インフル、2割は症状なし 集団感染の中高生ら検査」は5月に集団感染があった学校関係者の血液検査から感染と症状の実態を伝えています。「98人を分析すると、38度以上の発熱やせき、のどの痛みなどインフルエンザ特有の症状を経験していたのは44人(44.9%)にとどまった。」「18人(18.4%)はまったく症状がなく、36人(36.7%)はインフルエンザ特有の症状まで至らない軽症だった」

 つまりインフルエンザ症状があって受診した人以上の感染者がいるということです。11月末、国立感染症研究所が推計した累計患者数は1070万人で、0〜4歳が95万人、5〜9歳が285万人、10〜14歳が309万人、15〜19歳が168万人とみられています。5歳から14歳については同世代の半数に相当しますから、ほとんどの子が感染済みと考えられます。

 中学、高校生らは2回接種の対象者で、4週間の間隔を置くことが推奨されています。受験生らのニーズを考えると、小さい子が不要になった分を早く回してあげるべきなのです。


コメント
免疫学の安保先生が、
「新型は季節性より怖くない」と雑誌に書いていたのは正しかったのですね。
  • なべ
  • 2009/12/13 11:39 AM
  •  
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