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科学界の仕分け批判大合唱、愚かさに気付け

 ノーベル賞学者まで引っ張り出す科学界の「仕分け」批判大合唱に、それこそ既存の利権を温存するだけの動きだと呆れていたら、NPO「サイエンス・コミュニケーション」から「研究よ変われ!巻頭言」(科学政策ニュースクリップ)が出て、少し救われた気分になりました。「そもそも今回の事業仕分けは、科学技術自体の評価をしておらず、予算に無駄がないか、という点を評価している」「一度計上された予算項目に対し、外部の視点も入れて、妥当性、必要性、有効性、効率性の観点から公開の場で吟味していくというものだ」「残念ながらそれを理解して批判や抗議をしている声明は少ない」

 学会あげての批判もたくさん出ています。それが科学技術政策の現状を是とし、変えること自体を拒んでいる点で、長く科学技術分野をウオッチしてきた私には信じられない思いです。そこまで問題意識が欠如しているのなら、事業仕分けをもっと徹底的にやって目を醒まさせるべきではないかとも思えます。

 例えば天文学会の声明「国民の皆様へ 事業仕分けと科学研究の将来について」は文部科学省の「科研費は、多数の研究者が審査員となり、公平、厳正、透明な審査で配分が決定され、終了時点の評価も行われるなど、諸外国にも類を見ない」とおっしゃいます。それこそ国民を欺く声明です。米国の同種研究費がどのように審査、配分されているのか、比べれば決定的な立ち後れがあると知っている人も読むことをご存じないようです。今すべきことは悪しき現状を固定することではなく改革していくことです。

 もし疑問に思われる方があれば、2004年に書いた「インターネットで読み解く!」第145回「大学改革は最悪のスタートに」 をお読みください。英国の日本研究電子ジャーナルに載せるために書いたので、国内学術研究の問題点をかなり包括的に整理しています。


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