「小選挙区では61.1%が、比例区では50.6%が民主党候補に投票していたことが分かった。一方、自民党へは小選挙区27.1%、比例区21.8%だった」「小選挙区・比例とも民主党に投票した医師は43.8%で、2005年の衆議院選挙から9.1ポイント上昇した。逆に自民党は18.4%にとどまり、前回選挙から21ポイント低下した」
これから計算すると前回総選挙で「小選挙区=民主・比例区=民主」だった割合は34.7%なのに、「自民・自民」の割合は39.4%だったことになります。やや民主が強めの集団であるかも知れません。
「民主・民主」とした医師が多かったのは新潟61.8%、岐阜60.3%、青森56.5%と続きます。県医師連盟が公然と民主党支持を打ち出した茨城は55.6%だったそうですから、見えないところで大きな投票シフトがあったようです。勤務形態別でみて、「民主・民主」は病院勤務医で45.2%、診療所経営の開業医でも43.4%を占め、勤務医と開業医で投票行動に差はありません。
ただし、こうした民主シフトの理由は政策を評価したからではないようです。「投票の決め手のなった理由としては、『現在の政治に不満があったから』が58.0%と最も多く、『マニフェストを評価した』の24.7%を大きく引き離した。『現在の政治に不満があった』とした医師の6割は小選挙区、比例区ともに民主党に投票しており、医師においても『反自民票』が民主党に流れている」と、国民全体の指向と重なります。