そして、何より気になるのは原発震災の現実性が見えてきている心配です。震源域に近い浜岡原発は無事に自動停止したことになっていますが、中部電力の「地震発生後の浜岡原子力発電所の状況について(続報)(午後4時30分現在)」によると、4号機が受けた加速度は163ガルだったのに、地盤が違う5号機は大きく426ガルも受けています。設計限度内ではありますが、毎日新聞の「地震:浜岡原発5号機で制御棒駆動装置が一部故障」は「中電によると、地震後、5号機原子炉建屋内で約250本ある制御棒のうち約30本の駆動装置が故障していた」と伝えています。
東海地震では桁違いに大きな力が加わるはずです。本番で安全に停止できるのか、耐震補強をしたはずの5号機がこの程度の地震で不具合が起こすのは、とても深刻な前兆に見えます。