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始まってしまった裁判員裁判、手厚い第1例でも…

 ついに裁判員裁判が実際に始まりました。「裁判員制度は混乱必至でも開始すべきか [ブログ時評89] 」などで懸念を表明してきたのですが、本質的な改善はなく、とにかく始めてしまおうとの流れです。東京地裁での第1例についてはメディアが伝える通り、証拠である被害者の遺体写真を多くの裁判員が正視できなかったようです。昔、警察を担当していたころには、気持ちが悪くなる写真も見た記憶があります。あれは普通の人が見るべきものではありません。しかし、事件の核心がからむとなれば、残酷でも見ざるを得ない場合が出てきます。大丈夫か、心配です。

 江川紹子ジャーナルが「裁判員裁判を傍聴する」で第1日目の詳しい傍聴記を掲載しています。穏当な見方で描かれていて、明日以降、さらに続編が出るようです。

 「検察官の変わりようには驚きだ。以前の裁判では、どうせ裁判官と弁護人には書面を配っているのだからと、えらい早口で読み飛ばす検察官が少なくなく、傍聴していてもメモが取れないことがしばしば。検察官にとって、傍聴人はまったく眼中になく、必要でもないというのがあからさまだったが、なにしろ裁判員にはちゃんと理解をしてもらって、検察側の主張を認めた判決を出してもらわなければならない。私たち傍聴人は、そのおこぼれに預かっているのかもしれないが、いずれ裁判員になるかもしれないということで、前より大事にされている感じはする」「それを感じるのが、2カ所に設置された大型モニター。傍聴人も、ほとんどの証拠を大型モニターで見ることができる。かつての裁判では、証人や被告人に図面を示しても、証言台に書面を広げるだけなので、傍聴席からは何をやっているのかさっぱり分からなかった。それを考えると、これは大きな進歩だ」

 こんな風に現場を紹介されると、裁判の様変わりぶりがよく分かります。絶対に失敗できないと、裁判所も検察も万全の準備をしたのでしょう。しかし、これに関連して、江川さんは「検察官も弁護人もハイテク機能を生かし、冒頭陳述や証拠の説明は、さながらプレゼンテーション合戦だ」「特に検察側は、プレゼン用ソフトを駆使して、図面の強調したい所を丸で囲ったり、色をつけたりと、様々な工夫をして”見せて”くれる。弁護側もモニターを使って説明したが、文字が多いうえに、ソフトの機能を使いこなすとまではいかない様子で、やはりいささか見劣りがする」と、組織として劣る弁護側の不利を指摘しています。始めてみて判明する問題点がまだまだ出てくるでしょう。


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  • 2009/09/20 7:31 PM
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