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NHKスペシャルがバラエティ番組になっていいのか

 NHKスペシャルの「エジプト発掘 第2集〜ツタンカーメン 王妃の墓の呪い」を見て、これまで報道番組として見ていたのに、面白ければよいバラエティ番組に堕しているのにショックを受けました。忙しくて詳しく書けませんが、「Japan Blogs Net」でウオッチしている「5号館のつぶやき」が「NHKスペシャルはどこまで信じて良いのでしょうか」で疑問を投げていただいたので紹介します。

 第1次大戦後に見つかったツタンカーメン墓以来80年ぶり、2006年に王族の新たな墓が見つかったという触れ込みで、NHKによると「調査の途上、墓の主として、意外な人物が浮かび上がってきた。あのツタンカーメンの妻・アンケセナーメンである」との前提で話は進みます。ところが、期待させて見せた最後で大きな裏切りがあります。報道番組ならそれは許されません。

 「5号館のつぶやき」はこう喝破しています。「最後の場面に来る前に、番組の中では『内視鏡で棺の中をのぞいたところの映像』なるものを2回も流し、『ここに王妃の鼻と思われるものが見える』と言っていました。それにもかかわらず、最後に棺の中には石しかなかったことが明かされるところでは、『王妃の鼻に見えたものは何か別のものを見誤ったもの』というような、あまりにも脱力させられる解説で終わらせるような番組作りというのは、いかがなものでしょう」「今回の番組を見る限り、作りの『上品さ』はあたかも報道番組風なのですが、その中にあるものは大昔にあった『川口浩探検隊』となんら変わることのないバラエティなのだと感じさせられました」

 【追記】でリンクされているウェブ「NHKガッカリ特番:ツタンカーメン 王妃の墓の呪い(KV63) へのツッコミ各種」が秀逸です。紹介されているサイトをざっと眺めると、ツタンカーメン王妃の墓と思われた新発掘現場は、新しい研究成果ではミイラを作るための作業部屋だった可能性が高まっていると考えられているようです。

 NHKスペシャルはNHKの看板番組で、膨大な制作費が投じられています。「NHKスペシャル エジプト発掘」(翻訳会社の風景)には「2年ほど前から"HNKスペシャル エジプト発掘” のための翻訳作業を請けて来た。フランス語、英語の翻訳だったが漸くこの夏、放映されている。今日は、『ツタンカーメン王妃の墓の呪い』」「大量の翻訳作業だったが、番組になるとハイビジョン特集とあわせ十数時間。膨大な資料を読み込んで、伝える価値のある情報に絞り込んでいく。スタッフの皆さんが、毎晩遅くまで仕事をされていたように覚えている」とあります。こういうブログ証言も貴重です。それだけの投資が英文の発掘関係サイト参照に及ばないとは、ネットの使い方を知らない恐れがあります。

 今回のNスペは、少なくとも私の基準では報道番組ではありません。最近、Nスペを見る機会が減っているので断定は避けますが、一つでも違うものが混じり、番組の受け手が「報道番組ではなくバラエティ」と受け取り始めたら、その後は奈落の底でしょう。


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  • 2009/07/29 2:20 AM
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ダ・ヴィンチ
ダ・ヴィンチは、ルネサンス期を代表する芸術家で、万能の天才として知られています。ダ・ヴィンチの人間性や天災としての素晴らしさを紹介しています。
  • ダ・ヴィンチ
  • 2009/07/29 1:04 PM
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