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「2010年末に大不況の底」をグラフ化した

 1〜3月期の景気冷え込みはいっそう酷くなり、今年中の景気好転など望むべくもない雰囲気です。日本総研が「2008〜10年度改訂見通し− 後退局面は2010年末まで長期化 −」を出しています。「1〜3月期の鉱工業生産は前期比▲20%の見込み」「1〜3月期の実質成長率は前期比年率▲17.9%と予想。前年同期比でも▲9.5%の落ち込み。いずれも、統計開始以来のワースト」との有り様です。並んでいる数字を見て、大不況の底のグラフ化を思いつきました。

 1カ月前に出された「2008〜09年度改訂見通し」に2008年中の実績値があり、前期比年率で四半期ずつ繋げています。今回の景気のピークだった2007年実績を「100」とした過去、将来の変動が描けます。これからどんな状況が展開されるのか、あくまで日本総研の「見通し」ではありますが、次のグラフをご覧ください。


 この1〜3月期での落ち込みぶりが最も酷くて、輸出は「76」まで低下、設備投資も「83」に落ちます。GDPは「91」あたりまで下がってから横ばいを続けます。「100」前後にある政府消費や「95」前後の公共投資はほとんど効かないことが読みとれます。輸出や設備投資がやや上向く2010年末に「92」とGDPがわずか上昇して、大不況の底が現れるシナリオです。2011年の1〜3月期段階で輸出「74」、設備投資「78」ですから、景気回復が始まった時で、いかに経済状態が厳しいか想像できると思います。

 日本一国だけなら蓄えを食い潰すことでしのげても、問題は外の世界も経済激動に巻き込まれていることです。外の回復無しに国内だけ回復することはあり得ません。

 G20会議に先立って与謝野財務相はガイトナー米財務長官と会談して、財政出動規模を米国が提唱するGDP2%超にすると表明したと報じられています。これまでの分に3兆円以上、積み増すのですが、上のグラフを動かせる実体を持つのか、疑問です。日本のGDPは500兆円くらいで、個人消費が6割を占めますが、グラフでは「100」のまま動こうとしません。財源に余裕がない各国は景気回復では一致しても、G20会議で具体的な数値目標設定には慎重でした。

 「何の解決にもならなかったG20」が「日米と欧州が対立しており、最悪の場合このままずるずると行きますと何の対策も講じないまま世界恐慌へ突入します」と述べるなど、悲観的なブログ記事が目立ちます。「世界大恐慌第二幕」も各国の危うい事情を挙げて「第一幕は金融危機でしたが第二幕は社会の混乱や秩序の崩壊、国家の崩壊の危機、世界経済のシステムの崩壊の危機です」と危惧しています。


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