厚生労働省研究班主任研究者名の「tsugane」に「cancer」「coffee」を入力するだけで、2005年にもやはりコーヒーを日常的に飲むと肝臓がんの発生を引き下げるとの論文を出していることが知れます。「the JPHC Study Group」が厚生労働省研究班のことと推察できましたから、日本語サイトを調べるとJPHC Studyに行き着きました。厚生労働省がん研究助成金による指定研究班「多目的コホートに基づくがん予防など健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築に関する研究」なのだそうです。
「現在までの成果」には79項目も並んでいて、非常に多方面から調べていらっしゃいます。コーヒーとがんの関係を扱っているのは肝臓がんと子宮体がん、大腸がん、膵臓がんの4件です。疫学調査で発生を引き下げているように見えるだけである点が、弱いですね。コーヒーの成分がこう働くとは言えていません。ただ、海外にも類似研究はあるようです。
個人的にはコーヒーの関係よりも、「タイプA行動パターンと虚血性心疾患発症リスクとの関連」で、欧米での調査と完全に反対の結果が出ていることに驚きました。男性ではタイプBの方が有意に虚血性心疾患が多いというのです。こっちがニュースでしょうと思いました。