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海洋警察に過失致死容疑、韓国で大遅れの検察捜査

 旅客船「セウォル号」海難事故の際に現場に駆け付けた韓国の海洋警察が、乗客を脱出させる活動をすべきだったのに手落ちがあった――検察が海洋警察本庁などを家宅捜索して過失致死容疑の捜査が始まりました。事故の直後に『沈没報道の韓国メディア、海洋警察の劣悪さ無視』で取り上げた朝鮮日報の写真を掲げます。1人だけ乗船した海洋警察官は奥にある客室入り口に向かおうともせず、救命ボートが開くか点検しています。警備艇の舳先に少なくとも4人が見えている海洋警察官は手持ち無沙汰で立ったままです。


 中央日報の《<韓国旅客船沈没>船内進入しなかった海洋警察…過失致死容疑の適用を検討》は無為・不作為ぶりをこう伝えました。

 《事故現場に最初に到着した海洋警察の警備艇は事故が起きた4月16日午前9時43分に西海(ソヘ)地方海洋警察庁と木浦(モクポ)海洋警察庁に、「乗客が中にいるが出てこられない」と報告した。その一方でセウォル号に乗り込んだ海洋警察は乗客を避難させようとせず救命ボートが広がるかだけ確認し降りてきた。午前9時53分には「(乗客を脱出させなければならないので)船内に入れ」という西海地方庁の指示に「傾斜がきつく乗り込む方法がない」と答えた。しかしこれより16分後に全羅南道(チョンラナムド)の漁業指導船の乗組員は船に乗り込んで乗客を救い出した》

 《検察はこうした海洋警察の救助活動に職務怠慢または過失致死容疑を適用できるか検討する方針だ。延世(ヨンセ)大学法学専門大学院のハン・サンフン教授は、「海洋警察がセウォル号の船内に入らなかったことに対しては過失致死を適用できる。もし船内進入の指示があったのに入らなかったとすれば遺棄致死責任を問うこともできる」と話した》

 日本なら海難事故の救助手抜きの疑いで海上保安庁が捜査を受ける大失態です。私の海上保安部取材経験からすれば、乗客数百人と聞いて現場に来たケースで日本の保安官が突っ立ったまま何もしないなんてあり得ません。傾いていようが乗船して船員をつかまえるなり、乗客の誘導に走るなりします。沈没すれば海に投げ出される危険はもちろんありますが、当然のリスクとして頭に入っています。

 セウォル号海難事故では韓国の海洋警察は誰も海に落ちなかったそうです。スピーカで乗客に脱出するように呼びかけはしていたとの弁解は見ました。しかし、この写真の段階でも船内放送は「救助隊が来るまでその場に待機して」と繰り返すばかりでした。迅速に行動して乗客を甲板に出せば犠牲者300人は少なくとも半分以下になったでしょう。過失致死容疑は当然過ぎます。

 【参照】第425回「国民性悪説に至った韓国メディアと反省なき日本」
     第430回「苦悩する韓国、日本の過去像か異質な国民性か」


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 日本なら海難事故の救助手抜きの疑いで海上保安庁が捜査を受ける大失態です。私の海上保安部取材経験からすれば、乗客数百人と聞いて現場に来たケースで日本の保安官が突っ立ったまま何もしないなんて
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