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越境PM2.5スモッグ、広域で注意喚起レベル85超

 中国から越境してきた微粒子PM2.5スモッグが25日午後から各地に現れ、午後6時現在で環境省が設定した注意喚起レベル超えが26地点、環境基準超えは全国測定基地の4割、474地点にもなっています。注意喚起レベルはPM2.5が大気1立方メートル当たり85マイクログラム、環境基準は同35マイクログラム。85マイクログラムを超えているのは富山・石川・福井・兵庫・大阪・島根・福岡で、最高は大阪・柏原市内の147マイクログラム、2番目106マイクログラムの島根・浜田市では注意喚起レベル超えが3時から続いています。環境省のデータをグラフ化している「PM2.5まとめ」から汚染マップを引用します。


 黒が注意喚起レベル超え、赤が環境基準超えを表します。中国・北京周辺では汚染大気の移動で一時改善する予測があったのですが、逆に重汚染はますます酷くなり、24日夜からPM2.5の値が400マイクログラム前後にも上っています。第410回「警報の効き目無い中国大気汚染、25日から日本覆う」で、重篤スモッグ初のオレンジ警報が21日に発動された経緯を参照してください。中国側は27日からようやく空気が良好になると予測しています。

 【追補】注意喚起レベルを超えた新潟や大阪などの府県で、市民へ外出の自粛などが実際に呼びかけられました。注意喚起レベル地点は午後8時の34地点を最高にその後は減っていますが、環境基準超え地点は増え続けて、26日午前0時で601地点と全国測定ポイント1124の半数を超えています。26日は次の正午汚染マップが示すように東北から関東の東日本に広がりました。ひどい場所ではPM2.5が丸1日以上100マイクログラム前後を保った地点がいくつもありました。環境基準超えどころか、倍の70マイクログラム前後で1日維持の地点も珍しくなく、我が家に近い観測基地も含まれました。健康に響くほどのPM2.5越境汚染が非常に広範囲にあった点は記憶されるべきでしょう。





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