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完全に破綻した福島原発汚染水の海洋流出阻止

 福島原発1号機の護岸すれすれにある観測井戸から16日、ベータ線放射性物質が1リットル当たり6万3000ベクレルも検出されました。地下水が流れこむのに強力な対策はなく海洋流出阻止は破綻したと言えます。下の地図で確認できるように、高レベル汚染検出エリアは止水剤を注入した壁で囲い込む形になっていました。地下で囲っても山側からは日々に地下水が流れ込んでいますから、汲み上げてやらないと溢れるのは当然です。


 海側の「No.0−3-2」が6万3000ベクレル検出の井戸です。13日には検出せずでした。12日に180万ベクレルを記録した「No.1-16」井戸は汲み上げを試験的に実施して13日が140万ベクレルに下がり、16日にまた増加して170万ベクレルに達しました。この分がオーバーフローして海側に出て行ったと考えるべきです。東電は汚染水を入れるタンクが足りなくなっており、汲み上げを続けられていません。

 原子炉建屋地下に流入する1日400トンの汚染水を収容する対策が基本計画になっていました。ところが、第392回「1日400トンの放射能汚染水が150トンも増える」で指摘したように、広大なタンクエリアで漏れた汚染が除去できず、雨が降るたびに汚染水が増える、お手上げ状態になっています。1日換算で150トン、4割近くも増えれば計画が破綻して当然です。

 1号機護岸から直接流れ出ている先は港湾内ですが、5、6号機が港湾内から吸い込んで使っている冷却水の放水口が外洋ですから、大量のベータ線放射性物質が外洋に出ていると考えざるを得ません。東京五輪誘致で「コントロール下にある」と言い放った国際公約はどうするのでしょう。

 【参照】インターネットで読み解く!「福島原発事故」関連エントリー


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