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揚げ物・炭水化物だらけ米学校給食を縛る二重の貧困

 米国の学校給食写真を各地の高校生が公開、揚げ物・炭水化物だらけぶりに食の質を問う声が上がっています。この高カロリー食、家庭で十分に食べられない多数の子供には命の綱になっている貧しさが裏側にあります。日本人の感覚からは食事ではないとも見える米国給食を変えていくにはネット上の公開は有力な手段です。若者の非営利組織「DoSomething.org」が音頭をとっている行動が持続するならば本格的な変革が来るかもしれません。ネットの世界は昨年、9歳の英国少女が世界から大量アクセスを集めて地元の給食を変え、募金を募ってアフリカの子供への給食支援に発展したケースを知っています。

 ランチの写真をアップしようと呼びかけているページは「SHOW US YOUR SCHOOL LUNCH」、その写真をハフィントンポストの「The Sad State Of School Lunch In The U.S. (PHOTOS)」が紹介して、2000件近いコメントが付いて議論になっています。そこから写真を引用します。


 ジャンクフード給食から抜けだそうとする動きが2010年にありました。英国の学校給食改革をしたシェフ、ジェイミー・オリヴァーが米国の地域社会に力を貸し、大統領夫人ミシェル・オバマが児童の肥満撲滅キャンペーンに乗り出しました。上の写真を見る限り、あまり効果が上がっていないようです。添えることになっている野菜類は貧弱です。ハフィントンポストの記事は米農務省からのデータとして2100万人の生徒が無償あるいは低価格のランチに1日の主要な食を依存しているとし、学校が供給しているカロリーは65%にものぼるとしています。週末に十分に食べられず空腹で登校する子供のために、月曜日はお腹の張るスパゲッティとかにするシェフがいるようです。

 写真には引用しませんでしたが、ハンバーガーやピザは主流中の主流派です。現地に暮らす日本人母親のブログ「フライドポテトは生野菜!? 米国の学校給食事情は理不尽!」はフライドポテトを生野菜に認定してしまうニュースが気になって学校の出す献立をチェックします。「正直、落ち込みました。次女の通う小学校では、なんと1カ月のメニューに6回もピザの日がありました。しかも、その中の数日にいたっては、朝ご飯にピザ! その他にも、ホットドッグやら、ハンバーガーやら、チキンナゲットやら……。ファストフードと変わりません(涙)」

 ハフィントンポストのコメントには学校の現場にいる方から「きちんと野菜も付けている。この写真集はミスリードになる」との批判がありました。写真投稿はまだ続いていて、希少ながら模範的な給食例を見つけたので引用します。メインは肉入りソースのかかったパスタにパン、煮野菜の大きな皿と生かピクルス風野菜が添えてあり、デザートに果物、そして乳飲料です。比べると最初の写真の貧しさが際立ちます。




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