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書籍流通に大波乱か、非破壊スキャン機が登場

 書籍が無傷のまま電子本にスキャンしてしまえる非破壊スキャン機が登場、7月発売なのに見る見るうちに人気を上げています。限られた好事家の範囲に留まらない可能性が高まり、書籍流通に大きな波乱要因発生です。「ScanSnap SV600」が12日に発表された時点ではアマゾンでメーカー直販価格と同じ59800円での予約だったのに、既に5万4千円台まで下がり、相当な引き合いがあったと考えられます。いわゆる「自炊」の簡便化で、オフィスや家庭などへの普及具合によってはベストセラー本の売れ行きが大幅にしぼんでしまう恐れがあり、市場の縮小で苦しむ出版業界には打撃になります。


 図のようにA3サイズでスキャンは3秒です。本の厚さは3センチまでです。東大生協に置かれたデモ機をリポートした《話題の非破壊型スキャナ、ScanSnap SV600に触れた》によると《台座部分にある「Scan」ボタンを押すと、ヘッドが動き対象物に光が照射されあっという間に見開き2ページ分のスキャンが終わった。次のページのスキャンができる状態になるまで約10秒待ち、ページをめくるとその直後にまたヘッドが動きスキャンされた》とあります。200ページの新書なら見開きでスキャンして20分余り必要になります。もし指で本を押さえて写り込んだら、後から消せます。

 手持ちの本を代行業者に持ち込んで本の裁断とスキャン作業をしてもらう電子書籍化に、著作権者側から異議が出て、《本の自炊代行、基本ルール合意 業界団体と権利者団体》が伝えられたところでした。「自炊代行業者は、電子化したファイルが私的利用を超えて外部に流出しないようにするほか、電子化後は紙の書籍を溶解処分するという。こうしたルールを守るための第三者による監視組織も設ける」のですが、手頃な価格の非破壊スキャン機が普及したら尻抜けです。

 非破壊スキャンですから、図書館や友人間で本を借りたり、新刊書を買ってスキャンして直ぐに売り払ったりできます。レンタル店でCDを借りて、音楽のコピーを作るのは当たり前になっています。それが書籍で可能になる事態です。大日本印刷と東京大が昨年、ページめくりもロボット化して超高速の非破壊3Dブックスキャナを発表、図書館の貴重な蔵書の電子化を受注することになっています。そんな大掛かりな装置は要らないから手頃で安く便利に、をあっさり実現してしまうのが日本のメーカーらしいところですが、社会的な影響は大きいと思えます。


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