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9歳少女の給食告発ブログが世間を動かす

 貧弱で食べ足りない英国の学校給食を毎日、写真撮影してブログで採点と合わせ公開した9歳少女が、本当に世間を動かすことになりました。ツィッターやCNNの《英国小学生の「給食」ブログに世界が注目 地元では政治論争も》などで、少女に対して写真撮影の禁止命令が報じられると、お終いと告げるブログ「Goodbye」に異例と言える200万件ものアクセスが発生しました。

 この少女マーサさんは14日、当日の新聞ヘッドラインに記事が出たことを理由に撮影禁止を言い渡されました。CNNは《地元アーガイル・アンド・ビュートの協議会は、学校給食サービスへの不当な攻撃がマスコミで大きく取り上げられ、給食調理スタッフの間で仕事への不安が高まっているとしてマーサさんに食堂での写真撮影を禁じた。マーサさんはブログ上で「写真が撮れなくなって悲しいし、給食に関する意見交換やみんなの給食の写真が見られなくなるのは寂しい」と不満を述べた》と伝えました。


 ブログ記事が始まった5月8日分と、6月の高採点分の給食を並べてみました。5月8日分の投げやりな感じは、日本のネット上で「コーンは数が数えられるほどしかない」と失笑を買いました。一方で6月分の充実ぶりは一見して明らかです。マーサさんには世界中から学校給食の写真が届けられ、ブログは貧困な世界を含めて子どもと食べ物を考えるグローバルな交流の場にもなっていました。

 撮影禁止になる前でも毎日数万人が訪れていた人気ブログに、当局の撮影禁止命令が火をつけた格好です。「建設的な批評をどうして禁じるのだ」など応援のコメントは2000件以上に上ります。200万件アクセスとも合わせて、少女の父親から当局側にも伝えられたのでしょう。最新のブログでは来週からは写真が出せると書かれています。

 ★その後の話:”あなたは食べるものがあるだけ幸せ”とのメッセージに出会い、少女は食べるものがない途上国の子どもに目を向けて募金を募ることになります。2億円近い寄付が集まり、アフリカの給食施設建設の支援などが実現します。少女のブログ・リポートなら「Lirangwe Report」を、または【あなたの良心が、世界を変える】を御覧ください。

 【参照】インターネットで読み解く!「給食」関連エントリー


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