読売新聞の《2号機格納容器内「被曝すれば8分で死に至る」》は「調査は26日に内視鏡を挿入した配管に、線量計を入れて測定した。壁面から50〜100センチの場所で計8か所測り、線量は毎時31〜73シーベルトだった。定期検査中の格納容器内の線量に比べ、10万倍以上高い」と報じました。致死線量10シーベルトを瞬く間に浴びてしまう死の空間でした。
朝日新聞の《格納容器内の水位、わずか60センチ 福島第一2号機》はこう伝えました。「工業用内視鏡で調査し、水位を確認したと発表した。水位は格納容器の底から60センチの高さで推定より大幅に低かった。水温は48.5〜50度で、推定でしかなかった格納容器内の水の状態が初めて確かめられた」「東電は水位を格納容器の底から3.5〜4メートルにあると推定していた」
廃炉は高さ30メートル以上ある格納容器を水で満たし、底が抜けている圧力容器、溶け落ちた核燃料へと順番に撤去していく作業手順です。水が張れることが決定的な重要条件です。現状で水が底部のどこから漏れだしているのか全く分かりませんし、炉心溶融で高温高圧を受けた格納容器上部の損傷ぶりも大きいと考えざるを得ません。
【参照】インターネットで読み解く!「福島原発事故」関連エントリー