この富裕基準では米国は3100万戸、国内の27%にも達します。原調査の対象は24カ国・地域でしかなく、日本は含まれません。でもまだ8割の富は西側にあるというのです。
日本の統計でこれに近い数字は金融資産でしょうか。《金融資産500万円を持っていれば、ちょうど真ん中》(Business Media 誠)は「金融資産の平均は1259万円だったが、実は全世帯の約7割が平均値よりも保有額が少なくなっている」「平均値の欠点を補うため金融広報中央委員会は、中央値を用いることで一般的な家計像を調べている。中央値とは金融資産の保有額の少ない順(または多い順)に並べると、真ん中に位置する世帯の金額だ」「今回の調査で中央値500万円を保有していれば、ちょうど半分の世帯が自分の貯蓄額よりも多く、残り半分の世帯が自分の貯蓄額より少ない」と「家計の金融行動に関する世論調査」を伝えています。
1500兆円を超える金融資産を持つ日本ですから、中印にこの基準ではまだ負けないようです。欧州諸国は一国の規模がそれほど大きくないので、数では追い越されてしまう結果になりました。中印に抜かれるGDP問題については以下をご参照ください。
【参照】「中国に続きインドにも抜かれるGDP推移グラフ」
第182回「日本抜く中国GDP、矛盾する数字と未来」