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避難民を帰すのに国は本格除染を実施しない気か

 福島原発事故による緊急時避難準備区域が解除される見通しが報じられており、区域5市町村で実施された放射線量調査結果の伝え方を見ると、政府には2万人前後の避難民を自宅に帰すのに本格的な地域除染はする気がないようです。福島放送の《準備区域内に20ミリ超え可能性9カ所》はこうです。「避難の目安となる年間の積算線量20ミリシーベルトに達する可能性が高い毎時3・0マイクロシーベルト(高さ1メートル)を超えた宅地は田村市と川内村で計9カ所あった」「政府は『区域内の線量は基本的に安全性が確認された』とする一方、住民の被ばく量をさらに減らすために8月中に除染すべき場所や方法などの基本方針をまとめる計画だ。毎時3・0マイクロシーベルトを超えた地点を中心に除染を進める方針」

 日経新聞の《避難準備区域の放射線量分布を公表 文科省・内閣府、水準は低く》によると「区域内の公共施設の線量は毎時0.1〜1.4マイクロシーベルトで、生活圏の道路上でもほとんどが毎時1.9マイクロシーベルト以下だった」としていますから、毎時1マイクロシーベルト台の汚染など気にしていない様子です。

 年間被ばく線量限度を20ミリシーベルトにした学校の校庭管理方針が国内外から厳しい批判を浴びたことを忘れたかのようです。子どもがこの区域に帰ってくれば日常の生活空間で年間10ミリシーベルトくらい平気で浴びてしまいます。その可能性があるのではなく、必然的にそうなるのですから大規模な地域除染が欠かせないはずなのです。

 大規模な地域除染をするには相当な準備が要ります。現在、取り除いた大量の汚染土を持っていける場所さえありません。毎日新聞の《東日本大震災:福島第1原発事故 放射線、測定・除染を急げ 児玉龍彦氏に聞く》は南相馬市で除染活動を続ける児玉龍彦・東大アイソトープ総合センター長に「私たちは、除染した後の土を残しておけず、ドラム缶に入れて持ち帰っていますが、本来は法律違反です。現行法が今回のような事態を想定していないからです。旧来の法律で手足を縛られたままで、どうやって子どもが守れるでしょう。まき散らされた放射性物質を減らすために、法整備をしてくださいと言ってきました。それを4カ月もやらずに、国は何をやっているんですか、ということです」と語らせています。

 「福島中通り汚染は広く深刻、国は学童疎開を」で毎時1マイクロシーベルト台の汚染が郡山・福島など都市部に広がっていると指摘しました。だから緊急時避難準備区域も構わないのではなく、区域が無人で除染作業に支障がない今こそ取り組んで、どれくらい放射線量が下がるのか見極める先行モデルにするべきです。

 【参照】インターネットで読み解く!「福島原発事故」関連エントリー


コメント
http://onodekita.sblo.jp/article/46716339.html
のお医者さんは元東電の原発で一般職員?として
働いていたらしいです。原発に詳しいです。
連絡取ってみたらどうですか?
  • はる
  • 2011/08/12 12:58 PM
  •  
フェイスブックで 脱原発への道 で 今日コメントもらいました 山川です。
さっそく ここへ きましたが これの いいね を おしましたが これで フェイスブックへ載るのですか?

ご親切に コピペのこと おしえてもらって アリガトウ。 印刷したところです。また あとで やって見ますね。

 「避難民を帰すのに国は本格除染を実施しない気か」と仰っていますが、浜通りの高度に汚染された地域すべてを、完全に安全にすることはほぼ不可能と思います。
 放射性物質は、土を初め様々なものに付着しており、どれが汚染されているかは計器を使わないと分かりません。人が触れる可能性が高いものを、比較的安全にすることは可能だと思いますが、すべてを「除染」することは、非常に困難と思います。
 ロシアは政治面などでは問題の多い国ですが、科学は進んだ国ですし、当時の政府は非常に強い権限を持っていました。そのロシアは、チェルノブイリの近くで広大な立ち入り禁止地区を残し、除染も進んでいません。
 農業についても、浜通りの高濃度汚染地区すべてで安全に農業を行えるようにすることは、ほぼ不可能と思います。浜通りの汚染された田畑の土をすべて入れ替えても、山から汚染された水が流れてきます。汚染された大量の土をどこに捨てるかも問題です。どこまで放射能を下げ、そこで作られた農作物をどうするかの検討が必要です。
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