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核心は信号の青・赤ではない:中国高速鉄道事故

 中国高速鉄道大事故の原因について、システム設計の不備から信号の青・赤が落雷の影響で逆転していたという説明が28日朝、中国政府合同調査チームの会合で報告されました。これで納得してしまうマスメディアがあるのには驚きます。信号が逆転すれば確かに衝突事故になりますが、それは時速数十キロまでの在来線の世界です。時速200キロ、300キロの高速鉄道では運転士の目視でブレーキ操作しても到底間に合わないので自動列車制御システムが設けられ、一定の距離までしか列車の接近を許しません。日本ではATC、中国ではCTCSと略称されています。

 今回の事故ではこの自動列車制御システムが働かず、高速で追突したことが最大の問題であり、信号システム設計不備で謝罪声明を出している北京全路通信信号研究設計院が高速鉄道の信号システムを独占している点を見れば、技術的な病根はとても深いのです。

 時事ドットコムの《寄せ集め技術の欠陥露呈=人材育成追い付かず−中国鉄道事故》は「CTCSと名付けられている列車運行制御システムには、中心的技術として日本の川崎重工業のものが導入されているほか、仏独など欧州各国の技術も使われている。しかし『中核のプログラムは解析すらできていない』と関係者が認めるように、つぎはぎ状態で、業界内では以前から信頼性を疑問視する声があった」と報じました。

 この説明が正しければシステムがどう書かれているのかは置いておき、中身がブラックボックスでも想定問答の範囲では入力内容と出力内容が相応しいているから使えているだけです。想定外の入力があったときにシステムがどう返答するのか、「それは運任せだ」と言っているのと同じです。中心的技術とされる川崎重工業もどう改変されたのか知らない以上、責任は持てません。

 サーチナの《高速鉄道は「大躍進」の愚行を再現、まず全面停止せよ…中国人学者》は「中欧国際工商学院(所在地・上海)の許小年教授は26日に開催されたフォーラムで、中国は高速鉄道の営業運転を即刻、停止せよと主張した」と伝えました。「関係組織と社会の力を結集して、23日の事故原因を解明することが必要と主張。原因解明の後、『では、今後はどうするか』と考えるべきで、少なくともそれまでは、全国の高速鉄道の運行を停止すべき」としています。混沌の事態に対して当たり前の主張がようやく中国でも表に出てきました。

 【参照】インターネットで読み解く!「中国」関連エントリー


コメント
信号系統が誤動作で青だったと言う話は信じて良いのか疑わしい。
原因究明が早過ぎるように感じます。
最初から結論ありきではないだろうか。
本当のところは青信号で正常なのではないのか。
本来先行だったはずの列車に対してなら青でおかしくない。
不幸な事に、在るはずの無い後続列車がそこに存在した・・・。
両方とも時刻表より遅れていたという中で、何故か先行してしまった後続列車を見失っていたのでは無いかと、そして実際の列車を認識しないで
ソフト上だけで制御するシステムだったのではないかと疑っています。
  • のの
  • 2011/07/30 1:28 PM
  •  
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