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東日本大震災の齟齬は阪神大震災の成功体験から

 NHKスペシャル「果てなき苦闘 巨大津波 医師たちの記録」を再放送で見て、改めて今回の東日本大震災での「そんなはずではなかった感」を再認識しました。闇に閉ざされた石巻市で唯一明かりがともっていた赤十字病院医療スタッフが全国から来た応援医師の助けを借りて避難所を足で歩き、まず上がってきたのが、医療以前の問題として被災者に食糧が足りない現実でした。宮城県庁には全国から届いているはずが、県庁にかけあっても不確か。地震発生から2週間もしなければ解決できなかった「貧しさ」です。その後も恐ろしく貧しい医療状態は続きました。

 1995年の阪神・淡路大震災は確かに甚大な被害でしたが、直ぐ隣に国内第二の都市・大阪がほぼ無傷で存在していました。公的な行政機関相互の支援はもちろん、民間のボランティアも素晴らしい活動が出来ました。あの成功体験があれば今回の震災も乗り越えられるはずと思っていたのですが、今回の環境は全く違っていました。政府が甘く見ていたことは、立ち上がりの遅さからも確実です。

 実は2004年10月の新潟県中越地震でその予兆は現れていました。県庁所在地・新潟が無傷なのに10万人の被災者に十分な支援が出来なかったのです。宮城、岩手、そして原発事故を抱える福島の3県が同時に被災する事態に、政府は尋常でないテンションの高さで立ち向かわねばならないはずだったのですが、今になって新任の復興大臣があの程度の失言で辞任する有り様です。

 ボランティアの受け入れ態勢も都市型で好意的な神戸と、よそ者に対する警戒心が強くて当初は避けていた東北3県とは違いました。それがまだ尾を引いている感じがあります。阪神大震災の自さ社政権はそれなりに頑張ったのにと現政権との落差が言われますが、それを言うなら阪神大震災の時に関西圏がしたことを、今回は隣の関東圏がしたのか、その基盤を政府が作ったのかと問うべきです。


コメント
これを機に政府は、災害対応時に即時発動できる、有事救援法制を立法化すべき。

まあ、無理だろうけど。
  • 北の農家
  • 2011/07/07 2:03 PM
  •  
宮城県在住のものです。これまで、ボランティアで福島から岩手まで色々な避難所に行きました。問題は当然ありますが、今回の指摘にあるように、阪神淡路大震災と同じやり方では何も出来ないというのが感想です。感想としたのは、私が阪神淡路大震災を知らないからです。当然ニュースでは見ましたが、実態はわかりません。阪神淡路大震災の経験はある程度参考にはなりますが、おそらく80%以上は違う対応を迫られたと思います。ですから、これからどう動くかが問題なのです。政府はすべての状況を掴むことは出来ない、それを認識して対応することを望みます。
  • o-koseki
  • 2011/07/10 8:01 PM
  •  
ボランティアで福島から岩手まで色々な避難所に行きました。問題は当然ありますが、今回の指摘にあるように、阪神淡路大震災と同じやり方では何も出来ないというのが感想です。
ですから、これからどう動くかが問題なのです。政府はすべての状況を掴むことは出来ない
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