独学で日本語を学んだという中国人高校3年生がツイートを翻訳してくれ、それが「<その2>【実況】中国農村の土地強制収用」でまとめて読めます。青い「死に装束」の老人が覚悟を固めてプロパンガスボンベの前にいる写真や、瓦礫になった家の現場写真も出ています。中国の人権抑圧がこんな形で生々しく世界中に流されるとは驚異的です。
8日のツイートで「マスコミの記者多く到着。政府の取り壊し行為は一時的に中止」「午後2時10分、村人:『北京からの二人の記者が警察につれて行った』。午後3時、政府の取り壊し行為は一時的に中止」とあって、地方政府もごり押し出来なくなったようです。
経緯は《「武装警官が突入してきた」土地強制収用の生々しいツイッター中継=蹂躙された人々の悲痛な叫び―広西チワン族自治区北海市》(Kinbricks Now)にあります。これだけ話題になったのは「中国版ツイッター・新浪微博で実況され、中国中のツイ民が注目する事態となったから」で「武装警官1000人が村を包囲」「消防車や救急車が待機。当局、やる気だ…」「武装警官が窓から入ってきて、村民を引きずり出した」「ぶっ壊される自宅を見て涙する村民」「最後まで戦うべく、火炎瓶の準備を急ぐ」などが現地から流されました。
昔なら電話線を切断すれば済んだのでしょうが、携帯電話やモバイルパソコンには手の施しようがありませんね。ウェブ上の情報については「百度で検索すると、今春までは違法土地収用に関する記事がどっさり。ところが6月以後、ニュースが完全に消える。明らかに『河蟹』(検閲を指すネットスラング)された」そうですが、リアルタイムのTwitterをブロックするのは難しいはずです。
【参照】これまで書いてきた「インターネットで読み解く!」『中国』関連ファイル