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医師の違法長時間勤務へ刑事処分と異例報告書

 医療の現場で公然と行われている超長時間の医師勤務に、厳しい拘束が課せられそうです。読売新聞の「産科医当直は違法な時間外労働…労基署、奈良県を書類送検」に気付いて医師ブログをあたると、日本小児科学会・小児科医のQOLを改善するプロジェクトチームが「小児科医に必要な労働基準法の知識」という異例に厳しい報告書を出し、医師の過労を防ぐ呼びかけをしていました。

 奈良県の容疑は県立奈良病院の「産科医らが当直中に分娩(ぶんべん)や緊急手術など通常業務を行っているが、病院は労基法上は時間外労働に相当するのに割増賃金を支払っていなかったうえ、同法36条に基づき、労使間で時間外労働や休日労働などを取り決める『36協定』も結ばず、法定労働時間を超えて勤務させた疑い」です。昨年4月に産科医2人が当直勤務への割増賃金を求めた民事訴訟判決で1540万円が認められ、県が控訴中の事件ですが、刑事処分にもなる見込みとなりました。

 「東京日和@元勤務医の日々」の「No More過労死!Stop医療崩壊!厚労省は医療現場の監視せよ」が取り上げている小児科学会報告書は「勤務医の当直や休憩時間、宅直オンコールは労働時間に当たるとし、その法的根拠を示した」「休憩についても、即応が求められる状態にある場合は、仮眠をしていたとしても労働時間と認められ得るとし、休憩時間として扱われることが多い実態に注意を促した」内容です。「救急病院の当直は宿日直業務ではなく通常勤務」としている項で時間外割り増しを計算しています。「深夜勤務を含む16時間の当直を行うとすれば,通常は101,137円を支払う必要がある」ほどなのに、これまでは不当に安い手当で済まされてきました。

 ただし、昨年4月の「月120時間まで残業の労使協定:滋賀の病院」のように過労死ラインとされる月間80時間を超える、驚くほど長時間の時間外勤務協定を労使合意で結んでしまうケースも現実に存在します。最高裁で8日、過労死自殺について「小児科医自殺:『医師不足生じさせない』最高裁で和解」(毎日新聞)が出来たばかりです。医療現場の疲弊をこれ以上進行させないために、病院の理事者側はこれまでの「甘え」を捨てなければなりません。


コメント
QOLプロジェクトの委員会報告を取り上げていただき、ありがとうございます。
「2010-04-27 久々に滋賀」
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20100427

でもあるように、滋賀県立成人病センターは、労働環境の正常化に向かって舵が切られています

正常化のモデル・ケースになる病院です

成人病センター関係者の名誉のために付け加えておきます

超・極悪病院は、まだひっそりと悪行の限りを繰り返しています

天網恢恢という言葉を、敢えて付けくわえておきます
  • 元成人病センター職員
  • 2010/08/28 10:47 PM
  •  
当番の医師は、公衆衛生の分野で非常に長いされていることを、厳しい制約を受ける可能性が高いその本物。患者医師のすべての後にすべてのことです。
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