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産科医の時間外手当、奈良地裁が支払い命ず

 夜間や休日の宿日直勤務に正常分娩や帝王切開までしていた県立奈良病院の産科医2人が、低額の手当ではなく正当な時間外賃金を支払うよう求めていた民事訴訟で22日、時効に掛かる分を除いて1539万円を支払うよう命じる判決を奈良地裁が出しました。訴訟が提起されたときからカルテに分娩の時刻がきちんと残されている産科医療では夜間に見回りする程度の「断続的な労働」との言い訳が通るはずもなく、県側の敗訴は確実と見られてきました。それでも初めて正式な判決が出たことで、少なくとも産科医については正当な時間外賃金支払いが全国的に進むはずです。

 読売新聞の《医師の当直勤務は「時間外労働」、割増賃金支払い命じる判決》にある県側にコメント「厳しい労働環境で頑張っているのは認識しているが、これまで医師の志に甘えていた」はまさにその通りでしょう。

 問題は現在、厳しい勤務状態にある点で産科医に近い他科の勤務医にも待遇改善が及ぶかという点です。判決は当直時間の4分の1は通常業務をしていると認定しています。これはカルテの分娩記載が大きく効いているのだと思います。厚生労働省は労働行政の中央官庁でもあるのですから、ひとつひとつ判決が出るまで座して待つのではなく、ガイドラインを示すなど指導に乗り出すべきだと思いますが、官僚が別の縄張りに手を出すのはタブーなのでしょうね。

 医師からの反応は「医師の当直勤務は時間外労働」です。急な帝王切開手術に備えて他の医師が自宅待機しているオンコール問題などに詳しく触れています。今回の判決ではこれは医師らが自主的にしていたとし、時間外勤務とは認めていません。