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興ざめ総裁選を小泉元首相が煽っても

 自民党総裁選は告示日10日に既に終わってしまったようです。「衆院解散の熱気も幻か?『麻生総理』で固まった自民総裁選の茶番」(週刊・上杉隆)が「各陣営の出陣式への参加議員数は次の通りである」「
 石原陣営  20人
 小池陣営  22人
 麻生陣営  127人
 石破陣営  14人
 与謝野陣営 18人
 自民党の国会議員数は386人。過半数は193人である。麻生出陣式は代理出席の秘書38人を加えれば、165人に上る」と喝破している通りです。

 今日12日朝になって小泉元首相が小池百合子氏への支持を明言したと伝えられました。「『麻生太郎圧勝=総裁選消化試合化』を防ぐ一手か? 小泉純一郎の小池百合子支持表明を読む」が「これからの約2週間、次の首相を選ぶという緊張感が維持されなければ、自民党の総裁選挙は『消化試合』となり、『もういいから次の衆議院選挙を早くやれ』という観客側のイライラ募る展開になってしまうことを、その関係者は心配しているようでした」と指摘する状況になり、空気を読んだ元首相が介入してきたのでしょう。

 7年前に小泉氏は、強力に推す田中真紀子・元外相と地方遊説をして喝采を浴び、当初の圧倒的劣勢をはね返しました。地方での支持急増が選出議員をも制約したものです。その再現があるのかと問えば、可能性は薄いと思います。小池陣営を見回して田中真紀子役が出来るキャラが立った存在はいませんし、何よりも、もはや地方には7年前のような期待感がありません。小池氏は「霞ヶ関をぶっ壊せ」と主張して、やや異色感を演出していますが、政権を取ったら議員を大量に役所の中枢に送り込んで政治主導を確立するという民主党の方がビジョン明快です。

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